オフィス改装の稟議書|承認率を上げる書き方と例文・テンプレート
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オフィス改装は、会社の未来を形作る重要なプロジェクトです。 しかし、その第一歩である稟議書の作成でつまずくケースは少なくありません。 承認を得るためには、単に内装を変更したいと伝えるだけでは不十分です。
社内の関係者を納得させ、スムーズに計画を進めるには、戦略的な稟議書の書き方が求められます。 本記事では、決裁者の承認率を上げるオフィス改装の稟議書の書き方を、必須項目から具体的な例文、説得力を高めるコツまで網羅的に解説します。
この記事でわかること
- オフィス改装をコストではなく「未来への投資」として捉える視点
- 決裁者の承認を得るための稟議書の基本構成と必須項目 ・投資対効果(ROI)の提示など、説得力を高めるための具体的なコツ
- コミュニケーション活性化など目的別に使える稟議書の例文
はじめに:オフィス改装の稟議書、なぜか承認されない…こんなお悩みありませんか?
「渾身の思いでオフィス改装の稟議書を提出したのに、差し戻されてしまった」 「改装の必要性を説明しても、費用対効果を問われて先に進まない」 「上司や経営層から何度も修正を依頼され、計画が停滞している」
このようなお悩みは、オフィス改装を推進する担当者にとって共通の課題です。 承認されない原因の多くは、改装の目的が会社の経営課題と結びついておらず、社内の決裁者にとって投資の価値が不明確な点にあります。
オフィス改装はコストではなく「未来への投資」である
オフィス改装にかかる費用を、単なる「コスト」として捉えてしまうと、稟議の承認を得るのは難しくなります。 重要なのは、オフィス改装を「未来への投資」として位置づける視点です。 働きやすい環境は、社員の生産性や創造性を高め、エンゲージメントの向上にも寄与します。
魅力的なオフィスは、採用活動において優秀な人材を引きつける強力な武器となり、会社のブランドイメージ向上にも繋がります。 オフィスは、企業の理念や文化を体現し、未来の成長を生み出す基盤なのです。
【基本構成】オフィス改装の稟議書に必ず盛り込むべき7つの必須項目
オフィス改装の稟議書には、決裁者が意思決定を行うために必要な情報を記載することが重要です。一般的に、社内の稟議規定に沿ったフォーマットが定められている場合が多く、それに従って記載することで、改装の必要性や会社にもたらされるメリットを明確に伝えることができます。
1. 目的:なぜ今オフィス改装が必要なのかを明確にする
稟議書で最も重要なのが「目的」です。 なぜ、今オフィスを改装する必要があるのか、その理由を会社の経営課題や事業戦略と関連付けて具体的に記述します。 「老朽化した設備の更新」といった直接的な理由だけでなく、「コミュニケーションを活性化させ、部門間の連携を強化する」「新しい働き方に対応し、生産性を向上させる」など、改装がもたらす戦略的な目的を明確に示します。
2. 現状の課題:具体的な問題点を数値やエピソードで示す
改装の目的を裏付けるために、現状のオフィスが抱える課題を具体的に示します。 ここでは、客観的なデータを用いることが説得力を高める鍵です。 「会議室が慢性的に不足しており、予約が取れないケースが月平均〇件発生」といった数値や、社内の従業員アンケートで「集中できるスペースがない」という回答が〇%あった、などのデータが有効です。
具体的なエピソードを交え、課題の深刻さを会社全体の問題として提起します。
3. 改装内容:どのようなオフィスを目指すのか具体的に記述する
現状の課題を解決するために、具体的にどのような改装を行うのかを記述します。 例えば「固定席を廃止し、フリーアドレス制を導入する」「Web会議専用の個室ブースを〇台設置する」「リフレッシュと偶発的な交流を促すカフェスペースを新設する」など、レイアウトや機能の変更点を明確に説明します。
改装後のイメージが伝わるよう、レイアウト図面や完成イメージパースなどを添付するとより効果的です。
4. 期待される効果:改装によって得られるメリットを提示する
改装を実施することで、会社にどのようなメリットがもたらされるかを具体的に示します。 効果は「定量的効果」と「定性的効果」の2つの側面から記述すると説得力が増します。 定量的効果としては「生産性の〇%向上による残業時間の削減」「採用応募者数の〇%増加」、定性的効果としては「従業員エンゲージメントの向上」「部門間連携の強化によるイノベーションの創出」などが挙げられます。
5. 費用:概算費用と内訳を正確に記載する
オフィス改装にかかる全ての費用を、項目ごとに分けて正確に記載します。 主な内訳は、設計・デザイン費、内装工事費、電気・通信・空調設備工事費、オフィス家具・什器購入費、引越し・移転費用、原状回復費用などです。 金額の妥当性を示すためにも、複数の業者から見積もりを取得し、比較検討した上で予算を組んだことを明記することが重要です。
6. スケジュール:計画から完成までの具体的な工程をまとめる
稟議の承認から工事完了、そして新オフィスでの業務開始までの全体の流れをスケジュールとして示します。 業者選定、設計、各種工事、引越しなどの各工程に必要な期間を明記し、マイルストーンを設定します。
具体的なスケジュールを提示することで、計画の実現可能性が高いことを示し、関係部署との調整を円滑に進めるための土台となります。
7. 業者選定の理由:複数社比較と選定の妥当性を説明する
なぜその業者に依頼するのか、選定理由を客観的に説明します。 複数の業者から見積もりや提案を受け、価格だけでなく、実績、提案内容の質、担当者の対応力などを総合的に評価した結果、最適なパートナーを選定したというプロセスを示します。
各社の提案内容をまとめた比較表などを添付資料として加えることで、選定プロセスの透明性と妥当性をアピールできます。
決裁者を納得させる!オフィス改装の稟議書で承認を得るための書き方のコツ
必須項目を網羅した基本構成に加えて、決裁者である経営層の視点を意識した「もう一押し」を盛り込むことで、稟議の承認率は格段に高まります。 会社の経営課題解決にどう貢献するのか、社内の意思決定者が納得するロジックを組み立てることが重要です。
投資対効果(ROI)を具体的な数値で示し、費用以上のリターンを予感させる
経営層が最も重視するのは、投資に対してどれだけのリターンがあるかという点です。 オフィス改装による生産性向上効果を金額換算したり、採用コストの削減額を試算したりして、投資額を何年で回収できるかを示す「投資対効果(ROI)」を算出します。 例えば、集中ブースの導入で業務効率が上がり、月間の残業代が〇円削減できるといった具体的な数値を示すことで、会社にとって費用以上の価値があることをアピールできます。
オフィスを改装しない場合に想定される経営リスクを明記する
現状のオフィス環境を放置した場合に、会社がどのような不利益を被る可能性があるか、という「リスク」の側面からアプローチするのも有効です。 例えば「働きにくい環境による優秀な人材の離職」「古く暗いオフィスイメージによる採用競争力の低下」「非効率なレイアウトによる生産性の継続的な低下」など、改装しないことが経営上のリスクであると明記することで、意思決定の緊急性を高めます。
客観的なデータやアンケート結果を使い、課題の信憑性を高める
稟議の根拠となる課題は、担当者の主観的な意見ではなく、客観的な事実に基づいて示すことが鉄則です。 社内アンケートを実施して従業員の意見を数値化したり、公的機関が発表している働き方に関する調査データを引用したりすることで、提案の信憑性を高めます。
「従業員の8割が現状のオフィスに不満を感じている」といったデータは、課題が個人的なものではなく、組織全体の問題であることを明確に示します。
SAWAMURAが実現する「ここで働きたい」と思わせるワークプレイスデザイン

私たちは、単に物理的な空間をデザインするだけではありません。 企業の理念やビジョンを深く理解し、そこで働く人々がいきいきと活躍できる「会社の空気そのもの」をデザインします。 SAWAMURAが手掛けるのは、従業員一人ひとりが「ここで働きたい」「会社に行きたい」と心から思えるワークプレイスの創出です。
オフィス改装を通じて、採用力の強化、従業員エンゲージメントの向上、そして会社の持続的な成長をサポートします。
【すぐに使える】オフィス改装の目的別稟議書例文
ここでは、オフィス改装の代表的な目的に合わせた稟議書の例文を紹介します。 自社の状況に合わせて項目や数値を変更し、稟議書作成の参考にしてください。
例文1:コミュニケーション活性化を目的としたレイアウト変更
件名:コミュニケーション活性化を目的としたオフィスレイアウト変更計画の件 目的 部署間の縦割りが課題となっており、連携不足による業務非効率が発生している。 部門を超えた偶発的なコミュニケーションを創出し、組織の一体感を醸成することを目的とする。
現状の課題 現状の島型対向レイアウトでは、他部署との交流機会が極端に少ない。 社内のアンケートでは、従業員の70%が「部署間の連携が不足している」と回答。 簡単な打ち合わせスペースがなく、会議室の利用率が120%を超えている。
改装内容 固定席を廃止し、フリーアドレス制を導入する。 オフィス中央に、カフェのようなリフレッシュ兼コラボレーションスペースを新設する。 予約不要の小規模な打ち合わせスペースを4箇所設置する。
期待される効果 部門横断プロジェクトの推進速度15%向上。 従業員エンゲージメントスコアの10%向上。
例文2:採用力強化とブランディングを目的としたエントランス改装
採用力強化と企業ブランディングを目的としたエントランス改装の件 採用市場における競争が激化する中、来訪者に対して当社の先進性や企業文化を伝え、ブランドイメージを向上させることを目的とする。 これにより、採用競争力を強化し、優秀な人材の獲得を目指す。 現在のエントランスは開設から20年が経過し、暗く古い印象を与えている。
来訪者アンケートで企業のイメージと合わないとの意見が散見される。 会社の理念や事業内容を伝える要素がなく、企業の顔としての役割を果たしていない。 コーポレートカラーと木目を基調とした、明るく開放的なデザインに変更する。 自社製品や事業の歴史を伝えるデジタルサイネージを設置する。 来訪者がリラックスして待てるよう、デザイン性の高いソファとテーブルを配置する。 採用選考における内定承諾率の5%向上。 来訪者に対する企業イメージの向上と、取引機会の創出。
稟議書の説得力を高める添付書類チェックリスト
稟議書に説得力を持たせるためには、主張を裏付ける客観的な資料の添付が不可欠です。 以下に代表的な添付書類をリストアップします。 改装内容がわかる資料(レイアウト図面、完成イメージパース) 費用の根拠となる資料(業者からの見積書、相見積もり比較表)
課題の根拠となる資料(社内アンケートの集計結果、写真) 業者選定の妥当性を示す資料(業者比較表、会社パンフレット) 全体の流れがわかる資料(実施スケジュール)
より専門的なノウハウは「工場建設ソリューション」で解説しています
オフィス改装にとどまらず、工場や倉庫といった生産施設の建築やリニューアルには、より専門的な知見が求められます。 BCP対策や生産性向上、DX化など、工場の建築を通じてビジネスを成長させるための具体的なノウハウについては、当社の運営するメディア『工場建設ソリューション』で詳しく解説していますので、そちらもご参照ください。
オフィス改装の稟議書作成に関するよくある質問
ここでは、オフィス改装の稟議書作成に関して、担当者からよく寄せられる質問とその回答を紹介します。
オフィス改装の稟議書に最低限記載すべき項目は何ですか?
改装に関する稟議書には、目的、現状の課題、改装内容、期待される効果、費用、スケジュール、業者選定理由といった項目を盛り込むことが考えられます。これらの項目は、なぜ改装が必要なのか、それによって何が得られるのか、そしてどのくらいの費用がかかるのかといった、決裁者が抱く疑問に答えるための基本的な情報となり得ます。
オフィス改装にかかる高額な費用について、稟議書でどのように費用対効果を示せば良いですか?
生産性向上による人件費削減効果や、採用コストの抑制効果などを具体的な金額で試算し、投資額を何年で回収できるかという投資回収期間(ROI)で示すのが有効です。 定量的なデータで費用以上のリターンをアピールします。
オフィス改装の稟議書を作成する際、見積書以外にどのような添付書類があると説得力が増しますか?
改装後のイメージが伝わる完成イメージパースや設計図面、課題の客観的根拠となる社内アンケート結果、業者選定の妥当性を示す相見積もり比較表が有効です。 視覚的な資料や客観的データは、文章だけでは伝わらない説得力を補強します。
なぜSAWAMURAのワークプレイスデザインは選ばれるのか
SAWAMURAは、単に建物を建てる、内装をきれいにするといった次元のサービス提供は行いません。 私たちは、企業の成長を加速させるための戦略的なパートナーとして、お客様の経営課題に深く寄り添い、本質的な解決策となるワークプレイスを提案します。 多くの会社から選ばれるのには、確かな理由があります。
構想から施工、アフターメンテナンスまでワンチームで伴走
営業、設計、施工の各専門家が最初からワンチームとなり、お客様のプロジェクトに伴走します。 これにより、部門間の連携ミスやタイムラグをなくし、スムーズなプロジェクト進行を実現します。 構想段階の想いを最終的な空間に確実に反映させる一貫した流れに加え、建物が完成した後も定期的なメンテナンスや改善提案を行い、長期的なパートナーとして会社の成長を支え続けます。
自社のオフィス変革で培った実績と具体的なノウハウ
私たち自身が、2017年にオフィスのリニューアルを断行し、劇的な変革を遂げた経験を持っています。 このリニューアルにより、新卒採用のエントリー数は90名から450名へと大幅に増加し、3年以内の離職率は2.2%という低い水準を実現しました。 この実体験で得た成功のノウハウや、既存社員との合意形成の進め方など、実感と実績に基づいた具体的なアドバイスができるのが、他の会社にはない大きな強みです。
働く人一人ひとりの心地よさを追求する空間設計
SAWAMURAは住宅事業も手掛けており、人が心地よいと感じる空間づくりのプロフェッショナルです。 社内にはインテリアコーディネーターも在籍し、生産性や効率だけを追求した無機質な職場ではなく、デザインや緑の知見を活かして、働く人がまるで暮らすように快適に過ごせるワークスペースを提案します。 主役である働く一人ひとりが活きる空間こそが、企業の成長を促すと考えています。
まとめ
オフィス改装の稟議書を承認させるためには、改装を未来への「投資」と位置づけ、経営層の視点に立った論理的な説明が不可欠です。 本記事で紹介した構成要素や書き方のコツ、例文を活用し、社内の合意形成を円滑に進めてください。
滋賀・京都・福井エリアで、企業の成長に繋がる戦略的なオフィス改装を検討されている場合は、豊富な実績とノウハウを持つSAWAMURAまでお気軽にご相談ください。
SAWAMURAについて
1950年の創業以来、地域に貢献すること、お客様の事業の発展に寄与することを目標に
さまざまな建築物を竣工してきました。1998年よりシステム建築事業をスタート。
豊富な経験と実績をもとに、さまざまなご要望にお応えします。

関西No.1のシステム建築実績。
積み重ねた施工実績とノウハウで、
確かな精度を保証します。
- 2020年
- 関西ブロック優秀ビルダー賞1位
- 2019年
- 関西ブロック優秀ビルダー賞3位
関西ブロック年間販売実績 第1位 5年連続受注賞
アティブビルダー銀賞受賞 - 2018年
- 関西ブロック年間販売実績 第3位 5年連続受注賞
アクティブビルダー銅賞受賞 - 2017年
- アクティブビルダー銅賞受賞
- 2016年
- アクティブビルダー銅賞受賞
- 2015年
- アクティブビルダー 銅賞受賞
- 2012年
- 連続販売年数15年達成
- 2013年
- 15年連続受注賞
- 2008年
- 10年連続受注賞 2005年 5年連続受注賞
- 2004年
- 優秀ビルディング
資格所有者
-
一級建築士 13人
二級建築士 41人
一級建築施工管理技士 29人
一級土木施工管理技士 10人 -
宅地建物取引士 19人
設備設計一級建築士 1人
土地家屋調査士 1人
一級建設業経理士 2人
中小企業診断士 1人
会社概要
| 社名 | 株式会社澤村 |
|---|---|
| 本社 | 〒520-1121 滋賀県高島市勝野1108番地3 TEL. 0740-36-0130(代) FAX. 0740-36-1661 |
| 大津オフィス | 〒520-0242 滋賀県大津市本堅田三丁目33-16 エルミナ リアン 2F TEL. 077-572-3879 FAX. 077-573-8384 |
| 敦賀オフィス | 〒914-0811 福井県敦賀市中央町一丁目8-10 TEL. 0770-22-6005 FAX. 0770-47-6405 |
| 資材センター | 滋賀県高島市勝野873-1 |
| 創業 | 昭和25年12月6日 |
| 資本金 | 50,000,000円(グループ全体) |
| 従業員数 | 182名(グループ全体)※2024年10月1日現在 |
| 売上高 | 63億円(グループ全体)※2024年9月実績 |
| 営業種目 | 建築一式、土木一式、大工工事、水道施設工事、とび・土工工事、造園工事、左官工事、石工事、屋根工事、タイル・れんが・ブロック工事、鋼構造物工事、鉄筋工事、舗装工事、板金工事、ガラス工事、塗装工事、防水工事、内装仕上工事、熱絶縁工事、建具工事、宅地建物取引業、建築・土木設計、土地活用 |
| 許可・登録 | 〈建設業許可〉 滋賀県知事許可(特・般-3) 第80123号 〈一級建築士事務所〉 滋賀県知事登録(カ) 第126号 〈宅地建物取引業者〉 滋賀県知事登録(12) 第1267号 |
| 取引銀行 | 滋賀銀行 高島支店 関西みらい銀行 安曇川支店 滋賀県信用組合 安曇川支店 |
| 関連会社 | 株式会社トータル・オーガニック・プランニング 沢村ホーム株式会社 |
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