コンクリート床のひび割れ補修|DIYでできる方法と業者依頼の費用
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自宅の駐車場や玄関のコンクリート床にひび割れを見つけて、どう対処すればよいか悩んでいませんか。 割れたコンクリートを放置すると、建物の耐久性に影響を及ぼす可能性があります。
この記事では、ひび割れの種類に応じた判断基準から、自分でできるDIYでの補修方法、専門業者に依頼する場合の費用相場までを詳しく解説します。 状況に合った適切な対処法を知り、大切な住まいを守りましょう。
この記事でわかること
- DIYで補修できるひび割れと業者に依頼すべきかの判断基準
- 軽微なひび割れを自分で直すための具体的な手順
- 専門業者による代表的な補修工法と費用相場
- ひび割れを放置することで建物の耐久性に及ぼす影響
まず確認!コンクリート床のひび割れを放置する危険性

コンクリート床のひび割れは、見た目の問題だけでなく、建物の構造に影響を及ぼす危険性をはらんでいます。 特に、割れたコンクリートをそのままにしておくと、水分が浸入しやすくなり、内部の鉄筋の腐食やコンクリート自体の劣化を早める原因となります。
小さなひび割れでも、放置することで徐々に拡大し、最終的には大規模な修繕が必要になるケースも少なくありません。 そのため、ひび割れを発見した際は、その原因と状態を早期に把握することが重要ですす。
放置すると水の浸入で内部の鉄筋が錆びる可能性がある
コンクリートはアルカリ性であり、内部の鉄筋を錆から守る役割を果たしています。 しかし、割れたコンクリートの隙間から雨水や空気が浸入すると、コンクリートの中性化が進行し、鉄筋が錆びやすくなります。 錆びた鉄筋は膨張し、内部からコンクリートを圧迫してさらにひび割れを拡大させたり、剥離させたりする「爆裂現象」を引き起こす可能性があります。
この状態になると、建物の強度が著しく低下してしまいます。
ひび割れが拡大し建物の耐久性が低下する恐れがある
一度発生したひび割れは、地震の揺れや車両の通行による振動、昼夜の寒暖差によるコンクリートの伸縮など、さまざまな要因で徐々に拡大していきます。 割れたコンクリートの幅や深さが大きくなると、構造体としての強度が低下し、建物の耐久性に直接影響を及ぼす恐れがあります。
最初は軽微に見えるひび割れでも、放置することで深刻な構造上の問題につながるため、早めの対処が求められます。
地盤沈下など重大な問題のサインを見逃すことになる
コンクリート床のひび割れは、単なる経年劣化だけでなく、建物を支える地盤に問題があるサインの場合もあります。 特に、ひび割れに段差が生じている、特定の場所に集中して発生している、時間の経過とともに急速に拡大しているといった症状が見られる場合は注意が必要です。
これらは地盤沈下や基礎構造の欠陥といった、より深刻な問題を示唆している可能性があるため、割れたコンクリートの状態を注意深く観察することが大切です。 倉庫や工場のコンクリート床のひび割れの原因については「倉庫・工場のコンクリート床や塗床のひび割れの原因」で詳しく紹介しています。
【症状別】そのひび割れ、自分で直せる?業者に頼むべき?判断基準を解説

コンクリート床のひび割れを見つけた際、DIYで補修できるのか、それとも専門業者に依頼すべきかを判断するための基準を解説します。 割れたコンクリートの補修方法は、ひび割れの幅や深さ、段差の有無によって大きく異なります。 誤った対処は症状を悪化させる可能性もあるため、まずはひび割れの状態を正確に把握し、適切な方法を選択することが重要です。
幅0.3mm未満の「ヘアクラック」はDIY補修も可能
幅が0.3mm未満で深さも浅い「ヘアクラック」と呼ばれるひび割れは、コンクリートの乾燥収縮などが原因で発生する表面的なものが多く、構造上の強度に直接影響する可能性は低いとされています。 そのため、ホームセンターなどで市販されている補修材を使ったDIYでの対応も可能です。 ただし、放置すると汚れや水分が浸入し劣化の原因となるため、早めに補修することをおすすめします。
幅0.3mm以上の「構造クラック」は専門家の診断がおすすめ
ひび割れの幅が0.3mm以上ある場合や、ひび割れが深い場合は「構造クラック」の可能性があります。 これは建物の構造的な問題や、コンクリート内部の鉄筋の腐食が原因で発生している恐れがあり、放置すると建物の安全性に影響を及ぼす危険性があります。 構造クラックが疑われる場合は、自己判断で補修せず、建築士やコンクリート診断士などの専門家に調査を依頼し、原因を特定した上で適切な補修を行うことが不可欠です。
ひび割れに段差がある場合は早急に業者へ相談しよう
割れたコンクリートのひび割れ部分に段差が生じている場合、建物を支える地盤が不均等に沈下している「不同沈下」が原因である可能性が非常に高いです。 これは建物の安全性に関わる重大な問題であり、放置すると建物が傾いたり、基礎に深刻なダメージが及んだりする危険があります。
ひび割れに段差を発見した際は、DIYでの対応は絶対に避け、速やかに地盤調査や基礎工事を専門とする業者に相談してください。
DIYで挑戦!コンクリート床のひび割れ補修に必要な道具と手順

軽微なひび割れであれば、DIYで補修することも可能です。 適切な道具と補修材を用意し、正しい手順で作業を行えば、見た目を改善し、ひび割れの進行を防ぐことができます。 ここでは、ホームセンターなどで手軽に揃えられる道具を使い、自分でコンクリート床のひび割れを補修する方法について、具体的なステップを解説します。
ホームセンターで揃う!ひび割れ補修の基本セット
DIYでひび割れ補修を行うには、まず適切な道具と材料を揃える必要があります。 基本的には、ひび割れ内部のゴミや汚れをかき出す「ワイヤーブラシ」や「スクレーパー」、清掃用の「ほうき」や「掃除機」、補修箇所以外を汚さないための「マスキングテープ」、そして主役となる「ひび割れ補修材」が必要です。
補修材には、ペースト状のセメント系補修材や、強度が高いエポキシ樹脂系、手軽なスプレータイプなどがあるので、ひび割れの幅や深さに合わせて選びましょう。 仕上げ用の「ヘラ」や、安全のための「保護メガネ」「ゴム手袋」も忘れずに準備します。
【STEP1】下地処理:ワイヤーブラシで汚れを落とし、しっかり乾燥させる
DIY補修の仕上がりを左右する最も重要な工程が下地処理です。 まず、ワイヤーブラシやスクレーパーを使って、ひび割れ内部のゴミ、砂、苔、古い塗膜などを徹底的にかき出します。 その後、ほうきや掃除機で削り取った粉塵をきれいに取り除いてください。 補修材がしっかりと定着するように、接着を妨げる汚れは完全になくすことがこの方法のポイントです。
清掃後は、補修箇所を十分に乾燥させます。 水分が残っていると補修材の性能が発揮されず、剥がれの原因となります。
【STEP2】補修材の充填:ひびの幅に合った補修材を奥まで埋める
下地処理が終わったら、いよいよ補修材を充填します。 作業前に、ひび割れの両脇にマスキングテープを貼っておくと、はみ出しを防ぎきれいに仕上がります。 選んだ補修材の説明書をよく読み、セメント系の場合は水と混ぜて適切な硬さに練り、エポキシ樹脂系の場合は主剤と硬化剤を混ぜ合わせます。
準備した補修材を、ひび割れの奥まで隙間なく充填していくことが、この方法の重要なポイントです。 チューブタイプの材はノズルをひび割れに押し当て、ペースト状の材はヘラを使ってしっかりと押し込みましょう。
【STEP3】仕上げ:ヘラで表面を平滑にし、余分な補修材を取り除く
補修材の充填が終わったら、ヘラを使って表面を平らにならします。 このとき、補修材を周囲のコンクリート面より少し盛り上がるように充填し、ヘラで押さえつけながら余分な補修材をかき取るようにすると、きれいに仕上がります。 表面が平滑になったら、補修材が硬化する前にマスキングテープを剥がします。
この一連の方法で、DIYでも見た目の良い補修が可能です。 完全に硬化するまで、補修箇所に触れたり、水がかかったりしないように注意してください。
仕上がりをきれいにするためのDIY補修の注意点
DIYでの補修をきれいに仕上げるには、いくつかの注意点があります。 まず、補修材は一度に厚く塗りすぎないことが重要です。 深いひび割れの場合は、何度かに分けて充填する方法をとると、乾燥不足によるひび割れを防げます。
また、気温が低すぎる日や高すぎる日、雨天時の作業は避けるべきです。 補修材の硬化に影響し、十分な強度が得られない可能性があります。 焦らず、各工程を丁寧に行うことが、DIY補修を成功させるための近道です。
プロに依頼する場合の費用相場と代表的な補修工法

DIYでは対応が難しい幅の広いひび割れや、構造的な問題が疑われる場合は、専門業者への依頼が必要です。 プロはひび割れの原因を的確に診断し、症状に合わせた専用の材や専門的な工法で補修を行います。 ここでは、業者に依頼した場合の費用相場と、代表的な補修方法である「Uカット・Vカットシール材充填工法」や「低圧エポキシ樹脂注入工法」について解説します。
コンクリート床のひび割れ補修にかかる料金の目安
割れたコンクリートの補修費用は、ひび割れの規模、深さ、採用する工法によって大きく変動します。軽微なヘアクラックの表面的な補修であれば数万円程度で済むこともありますが、専門的な工法が必要となる構造クラックの場合は、1メートルあたり数千円から1万円以上が目安となります。
例えば、Uカットシール材充填工法は、1mあたり1,500円〜2,500円程度が市場での相場として広く流通しています。公共工事の設計材料単価では、幅10mm・深さ10mm以上の場合で1mあたり2,320円と示されている例もあります。
低圧エポキシ樹脂注入工法では、自動式の場合、ひび割れ幅0.2mm~1.0mm程度で1mあたり5,100円~5,240円程度が目安となる場合があります。 また、手動式エポキシ樹脂注入工法では、コンクリート面・モルタル面ともに1mあたり4,650円とする情報もあります。 ただし、現場の状況や足場の有無などによっても価格は変わるため、必ず複数の業者から見積もりを取りましょう。
プロの工法①:Uカット・Vカットシール材充填工法
Uカット(またはVカット)シール材充填工法は、ひび割れの再発防止に効果的な補修方法です。 この方法では、まずひび割れに沿って電動カッターでU字型またはV字型に溝を掘り、ひび割れの幅を意図的に広げます。 その後、溝の内部を清掃し、プライマーを塗布してから、伸縮性のあるシーリング材や樹脂モルタルなどの充填材を埋めていきます。
溝を設けることで充填材の接着面積が増え、建物の動きに追従しやすくなるため、特に動きのあるひび割れの補修に適しています。
プロの工法②:低圧エポキシ樹脂注入工法
低圧エポキシ樹脂注入工法は、ひび割れによって低下したコンクリートの強度を回復させることを目的とした補修方法です。 この方法では、ひび割れの表面に注入用の器具を取り付け、そこから注射器のような専用のポンプを使い、低圧で時間をかけてエポキシ樹脂をひび割れの末端まで注入します。
注入されたエポキシ樹脂が硬化することで、ひび割れの隙間が一体化し、コンクリートの耐久性や水密性を回復させることができます。 構造クラックなど、強度回復が求められるケースで採用されます。
信頼できる補修業者を見つけるための3つのポイント
適切な補修を行うためには、信頼できる業者選びが不可欠です。 まず1つ目のポイントは、実績と専門性の確認です。 コンクリート構造物の補修実績が豊富か、コンクリート診断士などの有資格者が在籍しているかを確認しましょう。
2つ目は、見積もりの明確さです。 どのような方法で、なぜその費用になるのか、詳細な内訳が記載された見積書を提出してくれる業者を選びます。 3つ目は、原因診断の丁寧さです。 ただ補修するだけでなく、なぜひび割れが起きたのかをしっかりと調査し、根本的な解決策を提案してくれる業者を選ぶことが重要です。
コンクリート床のひび割れ補修に関するよくある質問

コンクリート床のひび割れ補修に関して、多くの方が抱く疑問にお答えします。軽微なひび割れであっても、放置すると水が浸透してひび割れが拡大したり、内部の鉄筋が錆びて強度が低下したりする恐れがあるため、早めの対処が望ましいとされています。DIYと業者依頼の判断基準は何か、また駐車場の割れたコンクリート補修にはどのくらいの費用がかかるのかなど、具体的な質問への回答を通じて、適切な補修方法の選択に役立つ情報を提供します。
Q1. 細いヘアクラックなら補修せずに放置しても大丈夫ですか?
直ちに構造上の問題になる可能性は低いですが、放置は推奨されません。 微細なひび割れでも雨水や汚れが浸入し、中性化を促進して内部鉄筋の錆びにつながる恐れがあるためです。 美観を損なうだけでなく、劣化の起点となるため、早期にDIYなどで補修することをおすすめします。
Q2. DIYで床のひび割れを補修する場合と、業者に依頼する場合の判断基準は?
幅0.3mm未満のヘアクラックはDIYでの補修も可能な範囲です。 一方、幅が0.3mm以上ある、ひび割れに段差が生じている、水が染み出しているといった場合は、構造的な問題が考えられるため専門業者への依頼を強く推奨します。 自己判断が難しい場合は、専門家に診断してもらうのが確実な方法です。
Q3. 駐車場のコンクリートのひび割れ補修には、どのくらいの費用がかかりますか?
費用は割れたコンクリートの症状や補修方法で大きく変わります。 DIYであれば数千円の材料費で済みますが、業者に依頼する場合、軽微な補修で数万円から、Uカット工法や樹脂注入工法を用いる場合は1mあたり数千円〜1万5千円程度が目安です。 正確な費用は現場調査の上で見積もりを取る必要があります。
まとめ
コンクリート床のひび割れは、その幅や状態によって対処法が異なります。 幅0.3mm未満のヘアクラックであればDIYでの補修も可能ですが、それ以上の構造クラックや段差のあるひび割れは、専門業者による診断と適切な工法での補修が不可欠です。
割れたコンクリートを放置すると、建物の耐久性を損なう深刻な問題に発展する可能性もあります。 この記事で解説した判断基準や補修方法を参考に、ひび割れの状態を見極め、最適な対応を選択してください。
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資格所有者
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| 資材センター | 滋賀県高島市勝野873-1 |
| 創業 | 昭和25年12月6日 |
| 資本金 | 50,000,000円(グループ全体) |
| 従業員数 | 182名(グループ全体)※2024年10月1日現在 |
| 売上高 | 63億円(グループ全体)※2024年9月実績 |
| 営業種目 | 建築一式、土木一式、大工工事、水道施設工事、とび・土工工事、造園工事、左官工事、石工事、屋根工事、タイル・れんが・ブロック工事、鋼構造物工事、鉄筋工事、舗装工事、板金工事、ガラス工事、塗装工事、防水工事、内装仕上工事、熱絶縁工事、建具工事、宅地建物取引業、建築・土木設計、土地活用 |
| 許可・登録 | 〈建設業許可〉 滋賀県知事許可(特・般-3) 第80123号 〈一級建築士事務所〉 滋賀県知事登録(カ) 第126号 〈宅地建物取引業者〉 滋賀県知事登録(12) 第1267号 |
| 取引銀行 | 滋賀銀行 高島支店 関西みらい銀行 安曇川支店 滋賀県信用組合 安曇川支店 |
| 関連会社 | 株式会社トータル・オーガニック・プランニング 沢村ホーム株式会社 |
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