空調設備のない工場・倉庫で結露対策や湿気対策はどのように行うの?防カビ対策やカビ取りの方法を解説

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空調設備のない工場・倉庫で結露対策や湿気対策はどのように行うの?防カビ対策やカビ取りの方法を解説

 

空調設備が整っていない工場や倉庫では、梅雨や夏場の湿気、冬場の結露といった環境変化による影響をダイレクトに受けやすく、管理上の大きな課題となっています。湿度は目に見えないため対策が後手に回りがちですが、放置すれば商品の廃棄や建物の劣化といった深刻な損害を招きかねません。 本記事では、大規模な設備投資を行わずに実践できる環境管理のポイントや、物理的なメカニズムに基づいた結露防止策、さらには万が一カビが発生してしまった際の正しい除去手順について詳しく解説します。

この記事でわかること

  • 湿気や結露が引き起こす商品劣化、建物腐食などの経営リスク
  • 換気や保管方法の工夫など、コストを抑えて実践できる対策の基本
  • カビが発生してしまった際の正しい除去手順と再発防止のポイント

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この記事の監修者

株式会社澤村(SAWAMURA)

山々に囲まれ、琵琶湖を臨む滋賀県高島市。
株式会社澤村は1950年の創業以来、地域とともに歩みながら、信頼・実績・技術を受け継いできました。
現在、フィールドは滋賀・京都・福井まで広がり、130名を超えるスタッフと共に、設計・施工の一貫体制でお客さまのご要望にお応えしています。
本コラムは株式会社澤村が運営する工場建築・倉庫建築に関するお役立ちコラムです。

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倉庫の湿気対策はなぜ重要?湿気によって起こるトラブルとは

倉庫管理において湿気のコントロールをおろそかにすることは、保管している資産の価値を損なうだけでなく、事業継続におけるリスクを高める要因となります。湿度か適正範囲を超えると、商品へのカビ付着による廃棄ロスや、出荷停止といった信用問題に発展する恐れがあるからです。 また、建物自体の老朽化を早めたり、そこで働く従業員の健康を害したりする可能性も否定できません。ここでは湿気が引き起こす具体的なトラブルと、その影響範囲について解説します。

湿気によって発生するトラブル例

湿気は静かに倉庫内に蓄積され、気がついた時には取り返しのつかない被害をもたらしているケースが少なくありません。初期段階では壁や床がわずかに湿る程度であっても、時間の経過とともに保管物への浸透や建材の腐食を進行させます。 特に外気との温度差が激しい時期や、長雨が続く季節にはリスクが急増するため、警戒を強める必要があります。具体的にどのような問題が生じうるのか、湿気が原因となる主要なトラブル事例とそのメカニズムについて詳細を見ていきます。 結露対策については「結露対策で早期に防止できる4つのトラブルと事故例」で詳しく紹介しています。

カビやダニの発生

湿度が60%を超え、温度が20度から30度前後の環境になると、カビやダニの繁殖活動が活発化します。倉庫内にはホコリや段ボール、木製パレットといった有機物が豊富にあるため、これらを栄養源として爆発的に増殖する危険性が高い場所といえます。 一度カビが発生すると、その胞子が空気中に飛散し、他の保管物や壁面へと汚染範囲を広げていきます。カビを餌とするダニも同時に発生しやすく、衛生環境が著しく悪化する悪循環に陥るため、早期の環境改善による抑制が必要です。

建物の劣化や錆・腐食

過剰な湿気は保管物だけでなく、倉庫の建物自体にも深刻なダメージを与えます。鉄骨や金属製の棚、機械設備などは、空気中の水分が表面に付着することで酸化が進み、錆や腐食が発生しやすくなります。 コンクリートの壁や床であっても、水分が浸透することで中性化が進み、強度が低下するリスクも無視できません。建物の耐久性が損なわれると、修繕費用の増大を招くだけでなく、最悪の場合は倒壊や破損といった事故の引き金になる可能性も考慮すべきです。

保管製品の品質低下

湿気を吸収しやすい製品や梱包資材は、高湿度環境下で品質が劣化します。例えば、段ボール箱が湿気を吸って強度が落ちると、積み上げ時の荷崩れ事故を誘発する恐れがあります。 また、衣類や紙製品、木工品などは変色や変形を起こしやすく、食品であれば腐敗や風味の劣化に直結します。商品自体にカビが生えたり異臭が付着したりすれば、売り物にならなくなるため、直接的な経済損失が発生することは避けられません。

従業員の健康被害

劣悪な空気環境は、そこで働く従業員の健康にも悪影響を及ぼします。空気中に浮遊する大量のカビ胞子やダニの死骸を吸い込むことで、アレルギー性鼻炎や喘息、過敏性肺炎などの呼吸器系疾患を引き起こす事例が報告されています。 また、湿気が高くジメジメした環境は不快指数を高め、作業効率の低下や集中力の欠如を招く要因ともなります。労働安全衛生の観点からも、適正な湿度管理を行うことは経営者の責務といえます。

カビが発生しやすい倉庫の環境的特徴

同じような商品を保管していても、倉庫の立地や構造、管理状態によってカビの発生リスクは大きく異なります。カビが好む条件が揃ってしまっている倉庫では、いくら清掃を行っても再発を繰り返すいたちごっこになりがちです。どのような環境がカビの温床となりやすいのかを知ることは、効果的な対策を講じるための第一歩となります。 ここでは特に注意が必要な倉庫の環境的特徴について、具体的な要素を挙げながら解説します。 倉庫や工場のカビ対策については「倉庫や工場のカビ対策におけるポイント」で詳しく紹介しています。

通気性が悪く空気が滞留している

空気が動かずに淀んでいる場所は、湿気が逃げ場を失い、カビが発生する絶好のポイントとなります。特に倉庫の四隅や棚の奥、壁と荷物の隙間などは風が通りにくく、局所的に湿度が高まりやすい傾向にあります。 窓や換気口が少ない構造や、シャッターを閉め切ったままの状態が続くと、内部の水分が排出されずに結露を招く原因となります。空気の流れを作ることは湿気対策の基本であり、滞留箇所をなくす工夫が求められます。 倉庫の換気については「倉庫における換気の必要性」で詳しく紹介しています。

掃除が行き届かずホコリが溜まっている

カビは水分と温度だけでなく、栄養分となる有機物がある場所で繁殖します。倉庫の床や棚に積もったホコリやチリは、カビにとって格好の餌となります。日常的な清掃が行き届いていない場所では、ホコリの中に水分が含まれることでカビの胞子が発芽し、コロニーを形成するリスクが高まります。 また、害虫の死骸や排泄物もカビの栄養源となるため、衛生状態の悪化はカビ被害を加速させる直接的な要因となり得ます。 チャタテムシ対策については「工場や倉庫にチャタテムシが発生する理由と対策」で詳しく紹介しています。

物を詰め込みすぎている

保管効率を優先するあまり、荷物を隙間なく詰め込みすぎている状態も危険です。棚にぎっしりと物が詰まっていると、空気の通り道が遮断され、湿気がこもりやすくなります。 特に段ボールや木箱などの吸湿性のある資材が密着していると、その接地面からカビが発生し、隣接する荷物へと被害が拡大しやすくなります。適度な空間を確保し、空気の循環を妨げない配置にすることは、カビ予防において極めて有効な手段です。

コンクリート自体が水分を吸収・放出する

倉庫の床や壁によく使われるコンクリートも、湿気が溜まる大きな原因の一つです。 コンクリートは構造上、周囲の水分を吸収しやすく、また蓄えた湿気を空気中へと放出する性質を持っています。 特に新築やリフォーム直後のコンクリートは内部に多くの水分を含んでおり、長期間にわたって湿気を吐き出し続けます。

防湿塗装が施されていない場合、コンクリート特有の湿気によって倉庫内の湿度が慢性的に高くなり、カビの温床となりやすいため注意が必要です。

自然の法則を利用した湿気や結露の対策

高額な空調設備を導入することが難しい場合でも、自然物理の原則を理解し活用することで、倉庫内の環境を改善できる余地は十分にあります。空気の性質や熱の移動といったメカニズムを知り、適切なタイミングで換気を行ったり、温度差をコントロールしたりすることが有効な手段となり得ます。 ここではコストを抑えつつ実践可能な、自然の法則に基づいた具体的な対策手法について掘り下げていきます。

屋外の湿度が高い時期は記録も重要

効果的な対策を行うためには、まず現状の温湿度環境を正確に把握する必要があります。人間の体感だけに頼るのではなく、温湿度計を設置して数値を記録し、データを可視化することが推奨されます。 特に梅雨や夏場など屋外の湿度が高い時期は、時間帯による湿度の変化や、外気と内気の差を記録しておくことで、結露が発生しやすいタイミングを予測しやすくなります。露点温度を知ることで、換気すべきか密閉すべきかの判断基準を持つことが可能となります。

空調設備のない工場・倉庫…換気のポイントは内部まで風が通り抜けること

換気は湿気対策の基本ですが、単に窓や扉を開けるだけでは不十分な場合があります。重要なのは、倉庫の入口と出口となる対角線上の開口部を開放し、空気の通り道を作ることです。風が内部を通り抜けることで、滞留していた湿った空気が排出され、新鮮な空気と入れ替わります。 風がない日は扇風機や送風機を補助的に使用し、強制的に空気の流れを作ることも有効です。ただし、雨天時など外気の湿度が著しく高い場合は、逆に湿気を取り込むことになるため注意が必要です。

湿度と温度の関連性を理解した保管のポイント

結露は空気中の水蒸気が冷やされることで水滴へと変化する現象であり、温度と湿度の関係性を無視して対策を行うことはできません。保管場所の温度変化や材質ごとの特性を把握し、結露が発生しにくい配置や取り扱いを徹底することで、商品や設備を守ることが可能です。 ここでは熱伝導や吸湿性といった観点から、トラブルを未然に防ぐための保管テクニックや注意点について解説します。 冷蔵・冷凍庫の結露問題については「冷蔵・冷凍庫完備の工場・倉庫で起きる結露問題!原因や対処法は?」で詳しく紹介しています。

熱伝導の早いコンクリート際には注意

コンクリートは熱伝導率が高く、外気の影響を受けて温度が変化しやすい特性を持っています。冬場は冷え込みやすく、夏場は地熱の影響を受けるため、コンクリートの壁や床に直接荷物を置くと、温度差による結露が発生するリスクが高まります。 特に壁際は空気が滞留しやすいこともあり、カビの発生源になりがちです。壁から一定の距離を離して保管する、パレットを使用して床から浮かせるなどの物理的な距離を確保することが不可欠です。

吸湿性の高い材質の取り扱いは?

段ボール、紙、木材、繊維製品などは吸湿性が高く、周囲の水分を吸い込む性質があります。これらの材質を湿度の高い場所に長期間放置することは、カビの培地を作っているようなものです。 吸湿性の高い荷物は、比較的風通しの良い場所に配置するか、防湿性のあるストレッチフィルムやビニールカバーで覆うなどの対策が有効です。また、これら自体が湿気を吸って周囲の湿度を上げる要因にもなるため、保管量や配置バランスにも配慮が求められます。

工場倉庫で行う結露や湿気の対策とは?

設備投資のコストを最小限に抑えつつ、現場ですぐに取り組める具体的なアクションプランを持つことは、管理者にとって大きな助けとなります。換気の運用ルール見直しから、安価なグッズの活用、部分的な設備導入まで、選択肢は多岐にわたります。 ここでは空調設備がない環境下でも効果を期待できる、実践的な結露・湿気対策の手法を項目ごとに詳しく紹介していきます。

換気を徹底する

最も基本的かつ低コストな対策は、適切な換気運用の徹底です。晴れて乾燥している日には積極的にシャッターや窓を開放し、倉庫内の空気を入れ替えます。 朝夕の気温差が激しい時間帯は結露のリスクがあるため、湿度計を確認しながら開閉のタイミングを見極めることが肝要です。また、サーキュレーターや工場扇を活用して、空気が淀みやすい隅や天井付近に向けて風を送ることで、湿気の滞留を防ぐ効果が高まります。

除湿・吸湿マット/プレートの導入

特定の棚やデリケートな製品周辺など、局所的な湿気対策には除湿剤や吸湿マットが役立ちます。塩化カルシウムやシリカゲルを主成分とした業務用の大型吸湿剤を設置することで、周囲の水分を吸着し、カビの発生リスクを低減させます。 床面に敷くタイプの吸湿マットは、結露による水濡れ防止にも効果的です。これらは定期的な交換や再生処理が必要となりますが、電源不要で手軽に導入できる点が大きなメリットといえます。

シーリングファンやベンチレーターの設置

倉庫全体の空気を循環させるためには、天井に設置するシーリングファンや、屋根に取り付けるベンチレーターが有効です。暖かい空気は上昇し、湿気を含んだ空気も天井付近に溜まりやすいため、これらを外部へ排出したり撹拌したりすることで、倉庫内の温湿度ムラを解消します。 大規模な空調設備に比べて導入コストやランニングコストが安く、結露防止効果も高いため、費用対効果の優れた選択肢の一つです。 工場エアコンの選び方については「工場エアコンの選び方|種類・費用・省エネ対策のおすすめを比較」で詳しく紹介しています。

保管物をストレッチフィルムで覆う

商品や資材を湿気から直接守る物理的なバリアとして、ストレッチフィルムによる梱包が推奨されます。パレット積みされた荷物全体をフィルムで隙間なく巻くことで、外気の湿気が内部に侵入するのを防ぎます。同時に、ホコリの付着も防止できるため、カビの栄養源を絶つ効果も期待できます。 ただし、梱包時に内部に湿気を閉じ込めてしまうと逆効果になるため、乾燥した状態で作業を行うことが前提となります。

過度な除湿には注意

湿気対策に注力するあまり、空気を乾燥させすぎることも新たなトラブルの種となります。湿度が極端に低くなると、静電気が発生しやすくなり、電子部品の故障や火災のリスクが高まるほか、木材や特定の樹脂製品ではひび割れや変形が起こる可能性があります。 また、従業員の喉や肌への負担も増えるため、保管物の特性に合わせた適正湿度(一般的には40〜60%程度)を維持するようコントロールすることが肝要です。

昨今の気象条件も懸念材料

近年増加しているゲリラ豪雨や猛暑日の連続といった異常気象は、倉庫管理における予測を難しくしています。短時間での急激な温度変化や湿度上昇は、従来の経験則が通用しない結露を引き起こすことがあります。 過去のデータだけに頼らず、気象予報をこまめにチェックし、臨機応変に対応できる体制を整えておく必要があります。突発的な浸水リスクなども考慮し、重要な荷物は高所に保管するなどのリスクヘッジも検討すべきです。

工場・倉庫の新規施工という選択肢

既存の対策だけでは限界がある場合、あるいは老朽化が進んでいる場合は、リノベーションや新規施工による根本的な解決も視野に入ります。断熱性能の高い屋根や壁材を採用する、遮熱塗料を塗布する、調湿効果のある建材を使用するなど、建物の構造自体で湿気や結露を防ぐアプローチです。 初期投資はかかりますが、長期的な商品ロスの削減や、空調効率の向上によるランニングコスト低減を考慮すれば、合理的な投資となる場合もあります。

規模や環境ごとに異なる湿気対策のポイント

倉庫の湿気対策は、建物の規模や立地環境によってもアプローチを変える必要があります。 空間が広い大型倉庫から、外気の影響を受けやすい屋外の保管スペース、さらには密閉されやすい箱の中まで、環境ごとの課題に応じた対策が求められます。 それぞれの環境に適したアプローチを選択し、カビや結露のリスクを最小限に抑える方法を解説します。 低温倉庫については「低温倉庫(定温倉庫)とは?常温・低温・冷蔵倉庫・冷凍倉庫の違い」で詳しく紹介しています。

大型倉庫における空気の循環と遠隔管理

空間が非常に広い大型倉庫では、温度や湿度に大きなムラが生じやすいため、部分的な対策だけでは十分な効果が得られません。 全体の空気をいかに循環させるかが重要となり、換気システムや大型送風機を複数箇所に設置して、空気の流れを均一化することが求められます。

また、温湿度を常時把握できるモニタリングカメラなどを導入し、複数のエリアを遠隔監視して異常があればアラートを受け取れる仕組みの構築も有効ですS。 広大な空間であっても、全体の空気循環と遠隔管理を組み合わせることで、効率的かつ確実な湿度管理が可能になります。

庭や屋外に設置された倉庫の注意点

庭や屋外に設置された倉庫は、屋内と比べて雨風や地面からの湿気の影響を直接受けやすい環境にあります。 地面と直接接している場合は、床下からの湿気対策を優先的に行う必要があります。 倉庫の下にコンクリート基礎を設けて地面から離したり、床面にスノコや防湿マットを敷いて下からの湿気を遮断したりする工夫が求められます。

さらに、屋根や壁面に防水・防湿塗装を施し、通気口を設けて風の通り道を確保することも有効な手段です。 外気や地面の影響を最小限に抑える対策を徹底することで、過酷な屋外環境でも結露やカビのリスクを軽減できます。

コンテナを用いた保管・輸送時の除湿対策

資材や製品を一時的に保管したり、工場間で移送したりする際に用いられるコンテナボックスや通い箱の中も、密閉空間となるため結露や湿気への警戒が必要です。 機密性が高い分、外気温の変化によって内部で急激な温度差が生じやすく、保管物がカビや錆の被害に遭うリスクが高まります。

このような限られた空間には、業務用サイズの乾燥剤や除湿プレートを箱の中に直接封入する方法が効果的です。 天日干しで再生できる除湿剤を活用すれば、ランニングコストを抑えながら確実な湿気対策を実現できます。

もし倉庫にカビが発生してしまったら?正しい除去と対処法

予防策を講じていても、カビが発生してしまう事態は完全にゼロにはできません。重要なのは、発見した際にパニックにならず、被害を最小限に食い止めるための正しい初動対応をとることです。間違った掃除方法はカビの胞子を拡散させ、かえって状況を悪化させる原因となります。 ここではカビを発見した際にやってはいけないNG行動と、自分で行える除去手順、そしてプロに任せるべき判断基準について解説します。

やってはいけないNGな対処法

カビを見つけた際、対応を誤るとかえって悪化させる可能性があります。水拭きはカビに水分を与え、増殖を促すことがあるため避けるべきとされています。また、掃除機の使用はカビの胞子をまき散らし、汚染を広げる可能性があるため推奨されません。 一方、カビの種類や状況によっては、乾拭きや市販のアルコールスプレーが有効な場合もあります。軽いカビ汚れであれば、エタノールスプレーを吹き付けて拭き取る方法が推奨されることがあります。アルコールは、根の深いカビ胞子には効果が及びにくいものの、表面の菌には作用すると考えられています。しかし、安易な自己判断での処置は、かえってカビを広げたり、完全に除去できなかったりする可能性があるため、注意が必要です。

自分で行うカビの除去方法

発生範囲が狭く、初期段階のカビであれば、適切な装備と手順で自力除去が可能です。まずマスク、手袋、ゴーグルを着用し、身体への付着や吸入を防ぎます。 カビ取りには次亜塩素酸ナトリウムを含む専用の薬剤や、カビに有効なエタノールを使用します。薬剤を浸透させて菌を死滅させてから、静かに拭き取ることがポイントです。作業中は必ず換気を行い、除去したカビや使用した雑巾は密閉して廃棄することで、二次汚染を防ぎます。

専門業者に依頼するべきケース

カビの発生範囲が広い場合や、天井の高い場所、手の届かない隙間などに発生している場合は、無理をせず専門業者に依頼すべきです。また、清掃してもすぐに再発する場合や、カビの種類が特定できない場合もプロの診断が必要です。 専門業者は強力な薬剤による燻蒸処理や、特殊な洗浄技術を用いて、目に見えない菌糸まで徹底的に除去します。原因の特定と防カビコーティングなどの再発防止策も提案してくれるため、根本解決には不可欠な選択肢です。

よくある質問

カビや湿気の対策を進める中で、再発の悩みや責任の所在、機器の運用方法など、判断に迷う場面に直面することも少なくありません。現場の状況に応じた適切な対応を取るためには、発生原因の根本的な理解や、契約上の取り決めを確認しておく必要があります。 ここでは倉庫管理の現場で頻繁に寄せられる疑問を取り上げ、実務に役立つ回答をQ&A形式で提示します。

一度カビを掃除しても再発します。なぜでしょうか?

カビが再発する主な理由は、表面上のカビを取り除いただけでは菌糸の根絶ができていないか、カビが発生する環境要因(湿度・温度・栄養)が改善されていないことにあります。目に見えるカビを除去しても、建材の奥深くに菌が残っていたり、空気中に胞子が浮遊していたりすれば、条件が揃った時点で再び繁殖を始めます。 再発を防ぐには、徹底的な除菌とともに、換気改善や除湿などの環境対策を並行して行うことが不可欠です。

賃貸倉庫でカビが発生した場合、誰に相談すればよいですか?

賃貸物件でカビが発生した場合は、まずオーナーや管理会社へ速やかに連絡を入れるべきです。カビの原因が建物の構造上の欠陥(雨漏りや断熱不良など)にある場合は貸主の負担で修繕が行われるのが一般的ですが、借主の使用方法(換気不足や清掃不良など)に起因する場合は借主負担となる可能性があります。 賃貸借契約書の修繕区分や特約事項を確認し、被害状況を写真に残した上で相談を進めることがトラブル回避の鍵となります。

カビ対策で除湿機をつけっぱなしにしても大丈夫ですか?

家庭用の除湿機ではなく、業務用の長時間運転を想定したモデルであれば、連続稼働させることは有効な対策となります。ただし、タンクに水が溜まると停止してしまうため、ホースをつないで連続排水ができる環境を整える必要があります。 また、電気代のコストや、モーターの発熱による室温上昇、万が一の故障による火災リスクなどにも配慮しなければなりません。定期的なメンテナンスと安全確認を行いながら運用することが求められます。

貸し倉庫を選ぶ際、湿気対策で確認すべきポイントはありますか?

貸し倉庫を新たに契約する際は、換気設備の有無や建物の構造を事前にチェックすることを推奨します。 窓が少なく十分な換気ができない物件や、天井が高すぎて空気の循環が難しい構造の場合、入居後に湿気がこもってトラブルになる可能性があります。

また、コンクリートの床や壁に防湿処理が施されているか、過去に雨漏りや結露によるシミなどの形跡がないか確認することも有効です。 最初から通気性の良い物件を選ぶことで、後から大掛かりな湿気対策を行う手間とコストを省くことができます。

SAWAMURAについて

1950年の創業以来、地域に貢献すること、お客様の事業の発展に寄与することを目標に
さまざまな建築物を竣工してきました。1998年よりシステム建築事業をスタート。
豊富な経験と実績をもとに、さまざまなご要望にお応えします。

関西No.1のシステム建築実績。
積み重ねた施工実績とノウハウで、
確かな精度を保証します。

2020年
関西ブロック優秀ビルダー賞1位
2019年
関西ブロック優秀ビルダー賞3位
関西ブロック年間販売実績 第1位 5年連続受注賞
アティブビルダー銀賞受賞
2018年
関西ブロック年間販売実績 第3位 5年連続受注賞
アクティブビルダー銅賞受賞
2017年
アクティブビルダー銅賞受賞
2016年
アクティブビルダー銅賞受賞
2015年
アクティブビルダー 銅賞受賞
2012年
連続販売年数15年達成
2013年
15年連続受注賞
2008年
10年連続受注賞 2005年 5年連続受注賞
2004年
優秀ビルディング

資格所有者

  • 一級建築士 13人
    二級建築士 41人
    一級建築施工管理技士 29人
    一級土木施工管理技士 10人
  • 宅地建物取引士 19人
    設備設計一級建築士 1人
    土地家屋調査士 1人
    一級建設業経理士 2人
    中小企業診断士 1人​

会社概要

社名 株式会社澤村
本社 〒520-1121 滋賀県高島市勝野1108番地3
TEL. 0740-36-0130(代)
FAX. 0740-36-1661
大津オフィス 〒520-0242 滋賀県大津市本堅田三丁目33-16 エルミナ リアン 2F
TEL. 077-572-3879
FAX. 077-573-8384
敦賀オフィス 〒914-0811 福井県敦賀市中央町一丁目8-10
TEL. 0770-22-6005
FAX. 0770-47-6405
資材センター 滋賀県高島市勝野873-1
創業 昭和25年12月6日
資本金 50,000,000円(グループ全体)
従業員数 182名(グループ全体)※2024年10月1日現在
売上高 63億円(グループ全体)※2024年9月実績
営業種目 建築一式、土木一式、大工工事、水道施設工事、とび・土工工事、造園工事、左官工事、石工事、屋根工事、タイル・れんが・ブロック工事、鋼構造物工事、鉄筋工事、舗装工事、板金工事、ガラス工事、塗装工事、防水工事、内装仕上工事、熱絶縁工事、建具工事、宅地建物取引業、建築・土木設計、土地活用
許可・登録 〈建設業許可〉 
滋賀県知事許可(特・般-3) 第80123号
〈一級建築士事務所〉 
滋賀県知事登録(カ) 第126号
〈宅地建物取引業者〉 
滋賀県知事登録(12) 第1267号
取引銀行 滋賀銀行 高島支店
関西みらい銀行 安曇川支店
滋賀県信用組合 安曇川支店
関連会社 株式会社トータル・オーガニック・プランニング
沢村ホーム株式会社
関西No.1のシステム建築実績。

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